というわけで
カルドセプトDS考察。今回の特徴。
・地変がLv3以下にしか打てなくなり速攻を止める手段が減った
おそらく最大の特徴。今までですら強力なブックである速攻は、ほとんどのブックで採用されている地変で止められなくなったのでさらに強化された。
スペルで止めるにはメテオやローカストなど自分が大損する=ブックが弱くなるカードばかりなので、遅いが安定するコンセプト以外では採用が難しい。唯一テレキネシスは汎用的だがプレイングで阻止される。
その他土地に対する妨害カードが軒並み弱体化しているので、ランプロの重要性も減った。
・即死が強い
バジリスク、クレリック、ジオファーグあたりが凶悪。速攻を止める有効な手段だが、運に左右される。
レベル下げが付いてるバジリスクは拠点侵略に使いやすく、援護のクレリックやHP50のジオファーグは奪ったあと守れるためLv1戦闘に強い。もちろんどちらにも使えるが。
・Lv1の侵略に向くクリーチャーが少ない
ST50以上や無効化を無視できるクリーチャーが少ないため、狭いマップで連鎖を確保しようとするとクリーチャーの選択が難しい。特に火は攻撃力が高いのがコストの高いクリーチャーしかいないため辛い。
クレリック、デコイ、スチームギア、パイロマンサー、クラーケン、ジオファーグ、バジリスク、ワーボア、サンダービーク、ナイトあたりが適任だろうか。
・ばら撒きクリーチャーが優秀
↑とも関係するが、ばら撒きに向くクリーチャーは優秀なものが多い。
特に安くて硬いヘッジホッグはパイロマンサーがいないと落とすのにやたらコストがかかる。
地は安くてある程度守れるクリーチャーが多い。ドリアードで安価に連鎖確保できるのも加わって速攻に向く。
・道具が防具の完全上位互換
エンジェルケープとエルブンクロークの2つはHP上昇に加え有効な追加効果もあるため、HPを上げるなら鎧よりこちらの方がいい。
1色にしづらい今回は属性盾も使いにくく、カウンターアムルやガセアスフォームの方が使える場面が多い。
そのため防具が使えないというのはほとんどデメリットになっていない。強いて言うなら単色にできるマップでコストの安い盾を使えない程度。
巻物はHP上昇道具でもグレアムでも無効化されるため使いづらい。ニンジャフュージョンのロマン度はさらに高まった。チャームやライトニングは有効。
というわけで、中心となるのは地の速攻。マップによって走って守ったりラントラしたり。
地を食えるジオファーグがいる水がメタの筆頭に上がると思いきや、ガーゴイルやディーダムという天敵が存在するので地の優位は揺るがない。
強力な侵略クリーチャーであるモスマンが地に入れないことも地の評価を上げてる。
一方で落とす手段が極端に少ないジーニーがいる風は安定性がある。スペクターやスプライトなどばら撒きに向くクリーチャーや、モスマンやナイト、サンダービークなど侵略クリーチャーにも恵まれている。