Famitrackerで音同士の間隔を開ける方法

 音楽の知識が「音符を読めるよ」「基本的な3音のコードに使う音は知ってるよ」程度しかなく、この方法が正しいかどうかよくわからんのでブログに。



 前提として、ファミコンで音を操作できるのは基本的に1/60秒単位。例えばBPM150だと8分が12Fなので、10F鳴らして2F止めたりすると途切れて聞こえる。
 ベースは同じ長さの音が続く事が多いので、InstrumentのVolumeでその長さ-1〜2Fにしておくとノートを並べるだけで音が途切れる。
 どういう条件で何Fになるかはこちら参照。



 変化を付けたいときのためにVolumeを設定しないInstrumentも作っておくと良い。
 この場合Sや、ノートオフとGを併用することで音を切る。



サンプル



 この方法はBPM次第で鳴らない時間が変わるので、それを嫌ってかmckwikiの方法を使ってる人が多いっぽい。BPM150や180の曲が増えてしまうのは通常は大問題(ゲームに使うのが目的ならばゲームとBGMの同期を取るためにBPM150や180にした方が良いので問題ない)。
 1F遅らせる方法でもG01を使えばDPCM自体を弄らずに同期を取る事ができるはず。



追記
 もう書き換わってしまったが、mckwikiには1F目をVolume0にしたりPitchを±12にして音を出さない方法が載っていた。これは音が鳴らない時間をBPMによらず1Fに固定できる長所がある一方で、1Fずれる上全てのInstrumentを設定しないといけない欠点もある。